父親が親権を取れる確率・条件は?

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取れないわけではないが現実は母親が大半。決め手は『子の利益』=主たる監護の実績と生活の安定。日頃の関わりが効く。

くわしく

結論:父親が取れないわけじゃない。ただ、現実は母親が親権者になる例が大半だ。 統計上、親権者は母親側が多数を占める(司法統計)[出典1]。だが、これは「父親は無理」という意味じゃない。

何で決まるのか。基準は「子の利益」。 父か母かの性別で決まるんじゃなく、子にとってどちらが安心して育つ環境かで判断される。重く見られるのは主にこの点だ。

  • これまで誰が主に世話してきたか(主たる監護者):食事・送り迎え・通院・寝かしつけなど、日々の実績。
  • 生活の安定:住まい・収入・子と過ごせる時間・サポート(祖父母等)。
  • 子の意思(年齢が上がるほど尊重される)。

なお、2026年4月施行の改正民法で共同親権を選べる場合もある。どちらが単独で持つか、共同にするかは個別の事情による。

逆に、子の安全に関わる事情があれば、判断は変わる。 基準が「子の利益」だから、母親側に“子にとって危険・不適切”な事情があれば、父親が親権を得る可能性は上がる。例えば――

  • 子への暴力・暴言・ネグレクト(育児放棄)
  • 子を虐待するおそれのある同居人がいる、養育環境が著しく不安定
  • 病気などで現に子の世話ができない状態

ただし、これらは証拠が要る。決めつけや一方的な主張だけでは動かない(やりとりの記録・写真・第三者の証言などを残す)。そして、これは相手のアラ探しをするためのリストじゃない。子が実際に危険にさらされている時に、子を守るために動くための話だ。当てはまらないなら、無理に探さなくていい。

生々しいが、知っておくべき現実がある。相手が不貞(浮気)をしていても、それだけで親権がこっちに来るとは限らない。 不貞は「離婚の原因」や「慰謝料」の問題であって、親権は別の物差し――**“子にとってどちらが良い環境か”**で決まるからだ。「浮気した親に子を渡すのか」という感情はもっともだが、裁判所はそこを直接の決め手にはしない。だからこそ、効くのは怒りの主張より、日頃の監護の実績だ。

だから、いまから効くこと。 感情的に「渡さない」と言い張るより、子の世話に実際に関わり、その積み重ねを記録に残す(園・学校・病院のやりとり、行事の参加など)。子の前で相手を悪く言わないことも、結果的にお前の信頼につながる。ただし、記録や関わりが「親権を取るための材料集め」になって、子を勝ち負けの道具にしないこと。子にとって一番なのは、争いの真ん中に置かれないことだ。


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一般的な情報です。親権は個別事情で大きく変わります。具体的な見通しは弁護士へご相談ください。

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